阪急電車

最近、引っ越したことで通勤時間に電車に乗るようになった。
本を読む時間が取れるようになったので、面白いのがあったら書いてみようかと。
#続けられるのか？

で、1つ目は 有川 浩著 阪急電車

阪急電車 (幻冬舎文庫)

• 作者: 有川 浩
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2010/08/05
• メディア: 文庫

阪急今津線を舞台にしてクロスオーバーしながらショートな恋愛話が続いていく感じは結構面白かった。
それも、西宮北口で折り返して後日談が同様にクロスオーバーしながら返っていくのも楽しめました。


でも、阪急の3本線ではない"今津線"を知っているかそうじゃないかで全然違う気もするので、
読む人によって評価が違うかもなぁ。

阪急今津線の説明なんかもしておこうかなと。

宝塚-西宮北口の今津北線と西宮北口-今津の今津南線に分かれる路線で、この小説の舞台は北線。
元々は、西宮北口で神戸本線と平面交差して宝塚-今津を結んでいたのだけど、平面交差の解消で分断された。(かなり昔)

北線は阪神競馬場のある仁川を通って、宝塚ホテルの横を通り今はなき宝塚ファミリーランドを横切って宝塚駅に向かう路線。
電○でD有名？なカーブの多い宝塚本線経由より今津、神戸本線経由の方が梅田まで早く着けることがあるので、支線の中ではメイン路線。

南線はこれまた今はなき西宮球場の横を通って阪神電車の今津までを結んでいる、間に1駅しかない短路線。


ちなみに自分は元宝塚線の沿線住民です。